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ありがとう ~井本さん編~第3話

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何でだろう・・・・。井本くんに会うたびに体が熱い
こんな気持ち初めて・・・・―――――――――
 
 
 
「うー・・・ん。何でだろうなぁ・・・・。」
私はずっと悩んでいた
会うまでは普通だけど会ってからはすごいしんどくなる
もしかしてアレルギー!?
おかしい!おかしい!!
「おい!!何してんねん!!」
「きゃぁぁぁ!!!」
ずっと考えながら歩いていたら井本くんが後ろから出てきた
「ずっとブツブツ何しゃべっとんねん。」
「え・・・と、・・・・・まぁ色々と!!」
「へぇー。」
ほら!!やばいよ!!!また体が熱い!!
何で!?どうして!!
またずっと一人で考えてた
「まぁ!でも!!!」
「えっ!!!何!!?」
「また何か悩み事できたら俺にちゃんと言いや!
俺はお前を助けたるから!!なっ!!」
そう言って笑った
今度は顔から火が出そうだった
「ありがと・・・。」
ずっと胸がドキドキしてる
今回は結構ヤバいかも・・・・・・
 
 
 
 
放課後いつものとおりに帰ってきた後に毎回お世話になってる病院に来た
病院内で待っていたら私の番がきた
ガチャ
「お久しぶりです。」
「久しぶりやなぁ!でかなったんちゃう?」
いつも私を診てくれる藤原一裕先生
「何か風邪らしいんやて?」
「はい・・・。」
「でも今全然元気やん。」
「あっでも―――――――――」
 
 
「――――――ははははは!!!」
「てことなんです・・・・・って何笑ってんですか!!」
「いやいやいや!!それ風邪ちゃうちゃう!!!」
「えっ!!?でも・・・・・・」
「それは!!恋デス!!!」
「恋!?」
「そう!!今あなたは誰かに恋をしてるんです!!」
「はぁ・・・・・。」
「やから!体が熱うなるのはその人のせいやねん。いやぁー!でも
今どきそんな漫画みたいなことあんねんなぁ!!!」
「恋・・・・・・・。」
そうか・・・・。だから熱くなったりしんどくなったりするんだ。
なるほど。
「んで。どんなん??」
「はい!?」
「だから!!その恋の相手はどんなこですか??」
「え・・・・、えっと。何か最近転校してきて大阪からなんだけど
私のこと助けてくれたり甘いものが大好きで!それでまぁ肌も黒くて――――」
「・・・・・・・・。」
「藤原先生?」
「・・・・もしかして井本貴史くん?」
「そう!!井本くん!って何で知ってるの??」
先生の顔が青くなった
先生がしばらく黙った後口を開けた
「しおりちゃん・・・・・。井本くんはな―――――」
「?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「井本くん・・・・・・・・・・心臓病で余命もあと少しやねん」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そのとき私の中に何かが壊れた音がした
 
 
 
 
 
 
 
・・・です!!どうでしたか??
って久々の更新&小説なので。
しおりさんすみません!!!!
遅れてしまって!
あとどうですか???こんな感じですが^^;
次で最終回です。
次はちゃんと早く更新できるよう頑張ります!!
本当にすみませんでした。
 

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